思いがけず“和”に触れたとき、どこか故郷に帰ったような懐かしい心地がしませんか?例えば温泉につかっているとき、畳の香りをかいだ瞬間など。本来の居場所に戻ったかのような、瞬時に癒される感覚。この庭では、忙しい日常を少しだけ忘れて、自分自身をとり戻す和みの場所になるように、“使う庭”ではなく“眺める庭”をコンセプトにしました。
アルミスダレを取り付けた和風のテラス空間に重厚感のあるラタン調のファニチャーをあわせるとモダンな雰囲気に。和を感じさせる障子のようなポリカのスクリーンは玄関からの目かくしにもなり、ゆったりと趣のある応接間のような空間になりました。